5月25日
昨日は、オーボエとファゴットとピアノのトリオの演奏会に行ってきました。こういう組み合わせの演奏は初めてですので曲目を示しておきます。
C.P.E.バッハ:トリオ・ソナタヘ長調(コールアングレ、ファゴット、ピアノのための)
W.F.バッハ:ファゴットとピアノのためのソナタハ短調
C.P.E.バッハ:オーボエとピアノのためのソナタハ短調
ハイドン:トリオ・ソナタト長調
グリンカ:悲愴三重奏曲ニ短調
プーランク:オーボエ、ファゴットとピアノのための三重奏曲 FP43
オーボエのモーリス・ブルグとファゴットのセルジオ・アッツォリーには共に名手でその多彩なテクニックで音楽的な表現力は素晴らしく、ピアノの今仁喜美子も透明感あるタッチで名手たちに引けを取らない頑張りを見せてくれました。何より至近距離で聴く木管の質感が素晴らしく、特にオーケストラでは地味な役どころのファゴットが優れた表現力のある音色を出すことに驚かされました。