5月31日
昨日は、オールチャイコフスキープログラムの演奏会に行ってきました。フェドセーエフ指揮チャイコフスキーオーケストラは2012年にシェラザードと1812年を聴いていますし、チャイコフスキーオーケストラは前身のモスクワ放送交響楽団の時代にアナログで馴染があります。チャイコフスキーという冠名称のロシアのオーケストラがチャイコフスキーをどのように演奏するかが今回の聴きどころです。どの曲も、前回同様、洗練されたヨーロッパのオーケストラとは一味違った、素朴で力強い演奏が、いかにもロシアのオーケストラという印象でした。チャイコフスキーコンクール入賞経験のある小山実稚恵のピアノ協奏曲1番も分厚いバックの支えもあって楽しめましたし、アンコールの3曲も熱演で聴衆から盛んな拍手を受けていました。チャイコフスキーの5番のCDを買ってきましたので、別途ディスコグラフィーのページで報告いたします。