5月27日

ロレンツオ・ギエルムと平崎真弓の演奏会に行ってきました。

鍵盤奏者のギエルムとバロックアンサンブルのコンサートマスターを務める平崎真弓のヴァイオリンのデュオリサイタルでオールバッハプログラムです。

ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調 BWV1021

ヴァイオリンと通奏低音のためのフーガ ト短調 BWV1026

ヴァイオリンとチェンバロのための6つのソナタより 第4番 ハ短調 BWV 1017

ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV1023

ヴァイオリンとチェンバロのための6つのソナタより 第6番 ト長調 BWV 1019

平崎真弓のヴァイオリンは、ストラディヴァリウスと同時代のドメニコ・モンタニャーナ、ギエルムのチェンバロは、ヤン・カルスベーグ制作のジャーマン(ミートケ)モデルとの掲示がありました。

平崎真弓のモンタニャーナは、ガット弦特有のノンヴィブラート奏法で、いかにもバッハの曲といった演奏です。ギエルムのチェンバロは落ち着いた音で平崎真弓のモンタニャーナに寄りそいますが、ヴァイオリンとチェンバロのための6つのソナタより第6番でのソロのパートでは、安定した技量の演奏を聴かせてくれました。

恐らくピッチの設定も低めで、いかにもバロックのヴァイオリン曲の演奏はこうなのだということを示してくれた演奏でした。

解説とプログラムの解説は下記に記載されています。

研究室日誌2024.5.27画像・プログラム