4月13日
地元のホールで開催されたオルガンコンサートに行ってきました。
第369回市民のためのオルガンコンサート
オルガン・ラビリンス〜300年の時を超えて〜
バッハをはじめとしたバロック様式の作品と、20世紀から現代のオルガン作品との共通点や対比を模索するプログラムです。
【出演】
佐川 淳(パイプオルガン)
【曲目】
フーゴ―・ディストラー:小さなオルガンのための30作品
ディートリッヒ・ブクスフーデ:シャコンヌ ハ短調
トーン・ハーゲン:天にまします我らが父よ
ドミニク・ズステック:オルガン・ラビリンス
ゲオルク・ベーム:天にまします我らが父よ
J.S.バッハ:パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582
6人の作曲家のうち、ブクスフーデ、ベームとバッハはバロックの作曲家、その他は現代の作曲家で300年を隔ててはいますが、同じ町で活躍したとか、同じオルガンを弾いたとかの関係があるそうです。バロックの作曲家ブクスフーデとバッハはお馴染みです。ベームはブクスフーデと同様バッハに影響を与えたオルガニストで初めて聴きましたが、曲も馴染みやすいものでした。ディストラー、ハーゲン、ズステックはいずれも初めて聴く作曲家で、個性的な曲でしたが、なかでもズステックのオルガン・ラビリンスは、強烈、かつ斬新な現代曲でした。