10月8日

地元のホールで開催された千住真理子ヴァイオリンリサイタルに行ってきました。

千住真理子ヴァイオリンリサイタル

世界を魅了する美しい音色をベガ・ホールの響きとともにお楽しみください。

【演奏者】

千住 真理子(ヴァイオリン)

山洞 智(ピアノ)

【曲目】

J.S.バッハ:G線上のアリア

パッヘルベル:カノン

モーツアルト:ピアノソナタ第11番 アンダンテ・グラチオーソ~トルコ行進曲

ベートーヴェン:ロマンス第2番

ヴィターリ:シャコンヌ

ショパン:夜想曲第2番 第20番 別れの曲

クライスラー:愛の哀しみ 愛の喜び

ドボルザーク:我が母の教え給いし歌

プッチーニ:歌劇「ジャンニ・スキッキ」より “私のお父さん”

歌劇「トゥーランドット」“誰も寝てはならぬ”

ゲーゼ:ジェラシー

上記のとおり、本来のヴァイオリン曲とピアノ曲やアンサンブルからの編曲などを取り混ぜた演奏でした。

このコンサートの聴きどころは、何と言っても千住真理子の弾くストラディヴァリウス「デュランティ」の音色です。

例えば、ヴィターリのシャコンヌのようにヴァイオリン曲では、デュランティの魅力が最大限に発揮され、何とも言えない魅力を発散していました。

一方、編曲ものでは、多少演奏にも無理があったようで、デュランティの魅力を発揮できていないところもありました。

千住真理子の演奏は3回目で、バッハとイザイの無伴奏のCDを持っていますが、デュランティでバロックなどのヴィオリン曲をじっくり聴きたいものです。