5月27日
「スダーンのブラームス・シンフォニー&シュッツ煌めきのモーツァルト」と題した、兵庫芸術文化センター管弦楽団の定期演奏会に行ってきました。
指揮はユベール・スダーンで、フルート演奏はカール=ハインツ・シュッツです。演奏曲目は次のとおりです。
ザンドナーイ:フルートとオーケストラのための夜想曲
モーツァルト:フルート協奏曲第1番K.313
ブラームス:交響曲第2番ニ長調 op.73
シュッツは昨年6月満仲ホールでのハープとのデュオリサイタルで聴いています。その時と同様にシュッツのフルートはあくまで優雅で優しい音色が魅力です。ブラームスの交響曲第2番は、コントラバスを除く弦の大半は女性奏者、木管の男性奏者は一人だけ、ホルンも5台のうち2台は女性奏者という構成で、懸命な演奏は好感が持てましたが、もう少しがっちりした構成の厚みのある音が欲しい印象でした。シュッツのCDを求めてきましたので、ディスコグラフィーのページで紹介します。