5月24日

デッカデコラコンサートに行ってきました。今回のデッカデコラでの再生曲は、1952年録音のワルター/ウイーンフィルのマーラーの大地の歌です。ワルターのマーラーの大地の歌はいろいろな盤があるようです。

http://solarisu.sakura.ne.jp/Record/Daiti_Wien/Daiti_Wien.html

デッカデコラは、毎回の印象ですが、決してレンジも広くないし、大音量を出せる装置ではないのですが、個々の楽器や声の質感を十分に表現し、大編成オケの伴奏付き歌曲集のような大地の歌を味わい深く聴かせてくれました。

帰宅後、自宅で2016.10のハイティンク指揮ベルリンフィルのBPODCHを視聴できますので聴き比べてみましたが、こちらの方はメゾソプラノがバリトンに代わっており、現在の録音らしくクリアーで色彩感あふれる演奏です。往年の名演奏と現代の最高水準の演奏を聴ける幸せな環境にあると言えます。