2月12日

地元のホールのオルガンコンサートに行ってきました。「オルガンとチェロで奏でる名曲集」と題して、オルガンのソロとチェロのソロに加えて、お馴染みの曲をオルガンとチェロのデュオに編曲したものが演奏されました。特に興味深かったのは、ヴィターリのシャコンヌで、オリジナルからヴァイオリンとピアノに編曲され、さらにチェロとオルガンに編曲されたものでした。チェロとオルガンでは音量が違いますが、チェロに合わせてオルガンが控えめでありながら、ペダルの重低音がしっかり支えていました。オルガンのソロでは、ラングレのグレゴリオ聖歌から主題を取った現代曲風の演奏が迫力があって楽しめました。通常の演奏会では聴けない曲や編曲が聴けるのがこのコンサートの良いところです。

第332回市民のためのオルガンコンサートプログラム