カメラータザルツブルグと堀米ゆず子のコンサートに行ってきました。曲目はオールモーツアルトで、最初のディヴェルティメント11番では、シェレンベルガーの弾き振りならぬ、オーボエの吹き振りでした。ヴァイオリン協奏曲トルコ風では、堀米ゆず子の芯の強いガルネリが、バックのカメラータザルツブルグの柔らかい音色から浮き上がってくるような演奏でした。ザルツブルグ音楽祭の定番のカメラータザルツブルグは、ともかく音が綺麗で、特に弱音の音色の美しさはこれぞモーツアルトという印象でしたが、一方ではジュピターのダイナミズムも十分に表現でき、多彩な音色をもつオーケストラのように感じました。
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