6月9日
山村サロンのデッカデコラの試聴会に行ってきました。カラヤン/ウイーンフィルのカルメンの1963年録音英国RCAプレス盤を聴きました。カルメンはカラヤンが抜擢したというプライス、その他も実力派そろいとのことです。オペラには詳しくありませんので、もっぱらオーディオ的な感想に終始しますが、レンジは広くなくHiFi的でないものの、出るところはきちんと出ている、柔らかい音であるようで明晰さは失わない不思議な感覚でした。もっとも驚かされたことは、一体型のシステムでありながら、奥行き感もあり、コンソールの外側1.5m位まで音の広がりがあることでした。ハイエンドスピーカーを聴いても音が左右のスピーカーにへばりついているように感じることがありますので、やはり凄いシステムだと思います。