9月9日
昨日は地元のホールで開催されたチェンバロのコンサートに行ってきました。演奏家の中田聖子さんは一連の本企画でお馴染みで、6月には本ホールの演奏会で、7月には大阪の川口基督教会の演奏会で聴いています。今回はフランスバロックのクープラン一族の曲を中心としたプログラムでした。このコンサートは無料の催しで人気があり、毎回座席が足りません。フランスバロックは演奏者の得意とするジャンルのようでCDも出されており、CD同様にラモーのミーントーンで調律したということで、繊細で香り立つような響きは聴きごたえがありました。この4日間連続で、「オーディオ試聴会→アマチュアオーケストラのコンサート→レコードコンサート→チェンバロのコンサート」と音楽づくめでしたが、高額なオーディオ装置の音でも、プロの演奏はもちろんのこと、アマチュアの演奏にさえ敵わないという印象でした。