4月12日

昨日は地元のホールの市民のためのオルガンコンサートに行ってきました。プログラムと演奏者を添付します。演奏者は市民のためのオルガンコンサートではこれまでずっと女性演奏者ばかりを聴いてきましたが、今回の演奏者は男性でどのような演奏をするか興味がありました。マルシャンとバッハとブクスフーテの曲に続いてブラームス の11のコラール前奏曲 より3曲が演奏されました。初めて聴くもので、ブラームスのオルガン曲があること自体知りませんでしたが、最晩年の作曲だそうです。同じコラールでもバッハやブクスフーテと違ってロマンティックな表情がありました。バッハのシャコンヌはメスレがオルガン用に編曲したものでこれも初めて聴くものでしたが、オルガン特有の多彩な音の綾と荘厳な演奏であたかもオルガン曲が原曲であるかのような印象すら覚えました。今回は、ブラームスのオルガン曲やシャコンヌのオルガン用編曲などの珍しい演奏を聴くことができ、若手の男性演奏者が意欲的な取り組みを見せてくれて堪能できました。

研究室日誌2015.4.12プログラム