6月2日
曽根麻矢子 チェンバロ・リサイタルに行ってきました。
百花繚乱・華麗なチェンバロの演奏とお話で バロック時代にタイムトリップ
Part 1 『ヴェルサイユの夜会』
リュリ(ダングルベール編曲):オペラ「アルミッド」よりパッサカイユ
ラモー:オペラ「優雅なインドの人々」より
バラのアリア・タンドル、アフリカ人の奴隷たちのエール、未開人たち
Part 2 『パリのお芝居』
フランソワ・クープラン:カロタンとカロティーヌまたは縁日劇場の芝居(第19オルドルより)
ドミニコ会修道士の転落(第19オルドルより)
偉大にして古き吟遊詩人組合の年代記(第11オルドルより)
フランスのフォリアまたはドミノ(第13オルドルより)
Part 3 『クープラン家の年代記』
ルイ・クープラン:パヴァーヌ
フランソワ・クープラン:道化師 (第23オルドルより)
アルマン・ルイ・クープラン:道化師あるいはアダム
Part 4 『天使と悪魔』
フォルクレ:「第4組曲」より
マレ:オペラ「アルシッド」より「快活な行進曲」
Part 5『音の肖像画』
クープラン:ラ・フォルクレ
フォルクレ:ラ・クープラン
フォルクレ:ラ・ラモー
ラモー:ラ・フォルクレ
使用されたチェンバロはDavid Ray制作のフレンチモデルで白地に装飾がなされており、演奏は、演奏者の解説を交えて進行しました。
プログラムの構成は上記のとおり、ヴェルサイユとパリの芝居やオペラと作曲家のイメージを曲にしたものなどです。
フランスのフォリアまたはドミノは色付きの仮面芝居をイメージした12の組曲であり、『音の肖像画』では作曲家が別の作曲家のイメージを音楽にしたものです。フォルクレの「第4組曲」は、ヴィオラダガンバの曲からの編曲で低音が豊かに響きます。
白いチェンバロで、優雅であったり、快活であったり、重厚であったりとする演奏が展開されました。
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