9月28日

アルカントカルテットの演奏会に行ってきました。ヴィオラのタベア・ツィンマーマンは今年の春聴きましたし、チェロのジャン・ギアン・ケラスはBS放送でお馴染みです。第一ヴァイオリンと第二ヴァイオリンは初めて聴く演奏家でしたが、4人とも実力のある演奏家で音の合わせ方、緊張感の保ち方等素晴らしい演奏でした。ハイドンの四重奏は弱音の多い曲ですが、ノンヴィブラートの弱音でこれほどきれいに和声が合って、しかも緊張感と心を癒すような美音が両立する演奏は滅多に聴けるものではありません。演奏曲の一つのハイドンの十字架上のキリストの最後の七つの言葉はCDがありますので探し出して聴いてみることにしました。また、最新録音のモーツアルトもののCDを購入してきましたので、ディスコグラフィーのページで報告いたします。

研究室日誌9.28画像