10月7日

アンサンブル・ウィーン=ベルリンの演奏会に行ってきました。

アンサンブルのメンバーは、ウィーンフィルとベルリンフィルとウィーン交響楽団の首席奏者クラスから構成され、次のとおりです。

カール=ハインツ・シュッツ(Fl.ウィーンフィル)

ジョナサン・ケリー(Ob.ベルリンフィル)

ゲラルド・パッヒンガー(Cl.ベルリンフィル)

リヒヤルト・ガラ―(Fg.ウィーン響)

シュテファン・ドール(Hr. ベルリンフィル)

演奏曲目は、次のとおりです。

モーツァルト(M.レヒトマン編):セレナード第12番「ナハトムジーク」K.388(384a)

セレヴァーンスキ:木管五重奏曲第1番

ハース:木管五重奏曲 op.10

ドヴォルザーク(U.G.シェーファー編):弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」op.96(木管五重奏版)

モーツァルトとドヴォルザークの曲は、お馴染みの曲からの木管五重奏への編曲です。セレヴァーンスキとハースの曲は、初めて聴くものです。

セレヴァーンスキの曲は、木管らしくない華やかで色彩感のある曲です。

ハースの曲は、宗教色のある曲と中欧の民俗舞踊の表情の混じったような曲です。

弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」は、どうなるかと思って聴いていましたが、巧みな編曲で、セレナード第12番同様、個々の木管の質感が活かされていました。

木管だけでのアンサンブルは初めてで、いずれも技量とセンスに溢れた奏者達ですので、個々の木管の音色や演奏技量を楽しむことができました。

アンコールの2曲もアンサンブル・ウィーン=ベルリンの演奏技量が冴えていました。

アンサンブル・ウィーン=ベルリンのCDを購入してきましたので、ディスコグラフィーのページで紹介いたします。

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