2月11日

地元のホールで開催されたオルガンコンサートに行ってきました。

第368回市民のためのオルガンコンサート

~彩る~ 画家が絵の具を選ぶように

オルガニストは楽器に備えられた音色を曲に合わせて選びます。

パイプオルガンの多彩な音色をお聴きください。

【出演】

中山 幾美子(パイプオルガン)

【曲目】

N.ブルーンズ:前奏曲 ホ短調

J.パッヘルベル:チャコーナ ヘ短調

B.マター:暁の空の美しい星よ

H.ミュレ:ビザンチンスケッチより ステンドグラス 薔薇窓

F.メンデルスゾーン:ソナタ第1番 ヘ短調

1月7日の研究室日誌では、オルガン奏者は、レジストレーションにより、どのような音色を出したいかをストップヴァルブの選択で決め、手順を登録することが解説されていました。

今回は、パイプオルガンの多彩な音色を表現する曲が選択されていました。このため、アシスタトが左右のストップヴァルブを頻繁に操作していました。

カノンで有名なパッヘルベルのオルガン曲は初めて聴くもので、チャコーナはシャコンヌのことらしく、実に20以上の音色で演奏しているとのことでした。

レジストレーションは、曲で決まっているものもあれば、奏者の考えやオルガンの機種の機能に合わせて選択することがあるそうで、今回も自由に選択したものもあり、どの曲も多彩な音色で演奏されていました。