7月10日

地元のホールで開催された7月9日(日)の宝塚パリ祭に行ってきました。

第16回 宝塚パリ祭「つながる/シャンソン/ひろがる」

2023年7月8日(土) ~7月9日(日)

宝塚ソリオホール14:30 開演 (14:00開場)

宝塚パリ祭を聴きにいくのは2度目です。当地は、宝塚歌劇があることで、歌劇のOG達がシャンソン教室をひらいていたり、カラオケコンクールでシャンソンの部があるくらいです。また、宝塚シャンソン化計画というプロジェクトがあって、いろいろな催しを支援しています。

https://takarazuka-chanson.jimdofree.com/

そもそもは昭和2年(1927)9月1日に、わが国初のレビュー作品「モン・パリ」が上演され、この「モン・パリ」は、日本で初めてシャンソンを紹介した作品とされています。駅の発車メロディーや各種施設の時報のチャイムには、すみれの花が使われ、一日の間にこのメロディーを聴かない日はないくらいです。

演奏は10人の歌手がピアノ伴奏で入れ替わりで歌っていきます。シャンソンと言えば、暗い人生や失恋の歌が多いのですが、中には楽しい歌やコミカルな曲もあります。アコーディオンを弾きながらの歌や踊りが入ったり、歌詞はほとんどが日本語ですが、フランス語もあり、派手な舞台衣装と身振りでダイナミックな歌唱であったり、静かに語りかけるような歌もあります。ほとんどが本場のシャンソンの焼き直しですが、和製のシャンソンもあることを知りました。

音はPAを通しており、エコーも加えているので、生の歌唱とピアノで聴きたいものです。