6月26日
恒例のOTOTENが開催され、イベントの配信のうち、昨年と同様、旬の音本舗・福田屋のプログラムの配信を視聴しました。
https://www.jas-audio.or.jp/audiofair/
6/25(日)
⑤14:00~15:30 音元出版「「旬の音本舗・福田屋」の店主、福田雅光氏が今年も登場!いま注目のジャンル“仮想アース”の効果を実演」
今回のテーマは、仮想アースの一斉聴き比べで、Live Extremeによるハイレゾ配信の96KHzを選択しました。
昨年のOTOTENNの旬の音・福田屋のプログラムでは、仮想アースの接続有無、仮想アースとの各社の接続アースの聴き比べのデモがあり、接続の有無、接続アース毎の効果が認められ、これを機会に仮想アースの取り組みを始めました。
前日には、下記のプログラムをすこしだけ試聴しましたが、②のパーカッションのライブ演奏の音質はかなり満足できるレベルでした。③は大半が馴染みのないジャンルの曲なので評価不能でした。
②14:00~15:30 音楽之友社「究極のオーディオチェックCD2023「パーカッションの響き」を味わう」
③16:00〜19:00 日本オーディオ協会「最新ビルボードからアニソンまで!3時間ぶっ通しリクエスト大会!」
今回の旬の音本舗・福田屋のプログラムでは、仮想アース7機種の聴き比べということで、下記の製品の一斉試聴が行われました。
・カナデ 02S(KIT)
・エントレック MINIMUSINFINITY
・光城精工 新製品
・アコースティックリヴァイヴ RGC-24K
・SAEC SGS-042
・完実電気Perfection PFT-ES1
・SOCサウンドラボ ACアースジェネレータ ACE6 PLUS
新旧の製品、パッシブとアクティブの製品など、価格帯も幅広いものです。
最初に福田氏から仮想アースの説明や効果についての説明があり、1960年録音のギターの伴奏のカントリー風のボーカルでの効果の確認です。
再生はCDであり、CDP→プリアンプ→パワーアンプという構成で、仮想アースはプリアンプのRCA空き端子に接続しています。
各製品について、ごく短時間での仮想アース有無の試聴でしたが、Live Extremeによるハイレゾ配信の空気録音のクオリティが高く、各仮想アースの音質の違いも聴き分けられました。
効果の大小、ソフトな音調と切れ味、押出の強さと抑制気味、低域のぼやけ気味と沈み込みなどなど、仮想アースによって音調の変動がありました。
こういう比較ではとかく切れ味や押出の強さが目立ちますが、音源がクラシックでないため、倍音の伸びや音の協和と分離など、別のポイントから評価してみたいところです。
現在、光城精工の製品を使用していますので新製品のアナウンスに注目していきたいと思っております。