4月9日

地元のホールの第363回市民のためのオルガンコンサートに行ってきました。

~チェロとオルガン~

今回のゲストは、豊満な響きが魅力のチェロです。うららかな春のひと時を、チェロとオルガンの演奏に耳を傾けながらゆったりホールで過ごしてみませんか?

【出演】

久保田 真矢(パイプオルガン)

中嶋 寄惠(チェロ)

【曲目】

J.パッヘルベル:三つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ☆

C.C.サンサーンス:祈りop.158 ☆

C.トウルヌミール:過ぎ越しのいけにえによるコラール即興曲

C.フランク:祈りop.20

J.S.バッハ:羊は安らかに草を食み第9曲 ☆

我汝を呼ぶ、主イエス・キリストよ ☆

G.B.プラッティ:チェロソナタ第5番 ☆

☆:チェロとオルガンのデュオ

パッヘルベルはお馴染みの曲ですが、アンサンブルからチェロとオルガンのデュオへの編曲です。

サンサーンスはオリジナルがチェロとオルガンのデュオという珍しい曲です。

トウルヌミールとフランクはオルガンのソロですが、前者は壮大な曲、後者は内省的な曲です。

バッハはお馴染みのカンタータ、プラッティは初めて聴くものですが、明るく爽やかな曲です。

チェロ奏者はバロックチェロを専攻したとかで、ノンヴィブラートのガット弦らしい落ち着いて伸び伸びとした音を響かせていました。