2013.6.8
DSDを始めたからサブシステムでの音を聴いていませんので、サブシステムの入れ替えと調整を行いました。
TELEFUNKENの局用モニターL61はステレオ誌のおまけアンプを繋いでいましたので、三栄無線のEL84シングルに替えました。EMIのレコーディングモニターDLS526のアンプはRogersのプリメインCadetⅢからLEAK Point1+PX25シングルのコンビに替えました。LEAK Point1はEXPRO SV-1にも繋ぎかえられるようにしています。Siemensのロクハンは部屋の外に置いてあったAXIOM80を入れ替え、AXIOM80のアンプはRogersのCadet Ⅲとしました。
TELEFUNKENの局用モニターL61はTELEFUNKENのEL84シングルで駆動しており緻密で細やかで明る目の音がしています。EMIのレコーディングモニターDLS526はイギリス球の直熱3極管PX25で落ち着きのある堂々とした音がしてます。AXIOM80とRogersのCadet Ⅲはこれも英国製品同士の組み合わせで、少しトーンコントロールをいじってやると以前の印象とは随分違った切れ込みの良さはそのままに低音もしっかり出てくるようになっています。
いずれの組合せにおいてもMR2000sBKでDSF 5.6MHzにして送り込んでやりますと、これまでの印象とは大違いのクオリティで鳴るようになり、メインシステムのFALのC90EXWを食ってしまいそうなパーフォーマンスを示すようになってきました。
もう一つのメインシステムであるJBL4350Aのアンプは、低域がヒースキットのWM-6のKT88pp、中高域がRCA 45pp、スーパーツイーターがPILOTONEの6V6ppで構成は変えていません。とかくクラシックには難がありましたが、DSDの再生で見違えるようになり、オーケストラのスケール感ではFALやその他を寄せ付けません。
GPS-777以降のクロック品質の向上とDSDの導入はこれらのシステムでも成功したと評価しています。