11月5日

ジャン・ロンドーのチェンバロリサイタルに行ってきました。

演奏:

チェンバロ ジャン・ロンドー

曲目:

<J.S.バッハ>

プレリュード(リュート組曲 ハ短調 BWV997より)

ファンタジア ハ短調 BWV906

<D.スカルラッティ>

ソナタ ハ長調 K.132

ソナタ イ短調 K.175

ソナタ イ長調 K.208

ソナタ ニ長調 K.119

<J.S.バッハ>

アダージョ(協奏曲 ニ短調 BWV974より)

<D.スカルラッティ>

ソナタ ヘ長調 K.6

ソナタ ヘ短調 K.481

<J.S.バッハ>

イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV971

シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004より)

ジャン・ロンドーの風貌は、一見ロックでもやりそうな感じですが、チェンバロに向かうと神経を集中し、繊細な音楽を紡いで行きます。休憩なしの80分間弾き続け、曲と曲の間の拍手もなしの濃密な時間が経過しました。

.バッハのアダージョは、マルチェッロのオーボエ協奏曲からの編曲ですし、バッハのシャコンヌはブラームスの編曲によるもので、後者は初めて聴くものでした。今回の演奏は、新しい感性のバッハであり、スカルラッティでした。