8月3日

フェニックスホールで開催された、マチュー・デュフォーフルートリサイタルで、ベルリンフィル首席奏者が奏でるフランスとドイツのフルート名曲集を聴いてきました。

出演:

マチュー・デュフォー(フルート)

浦壁信二(ピアノ)

曲目:

▼プーランク:フルートソナタ FP164

▼ミヨー:フルートとピアノのためのソナチネop.76

▼マルタン:フルートとピアノのためのバラード

▼シューベルト:「しぼめる花」の主題による序奏と変奏曲 作品160 D802
▼ライネッケ:フルートソナタ 「ウンディーネ」 作品167

前半はフランスもので、デュフォーのフルートのふくよかな音色でエスプリのきいた演奏を楽しませて

くれました。

後半はロマン派らしい抒情性とダイナミズムあふれる演奏で、浦壁の弾くスタンウェイの音量に負けない、デュフォーのフルートの迫力が際立っていました。休憩時間にお茶のでる、ティータイムコンサートというプログラムで、気楽に聴くつもりで出かけましたが、思いもかけず、本格的なコンサートでした。