5月21日
リコーダーリサイタルに行ってきました。
リコーダーはシュテファン・テミング、チェンバロはヴィープケ・ヴァイダンツの演奏で、演奏曲目は次のとおりです。
コレッリ:ソナタ第9番
テレマン:「無伴奏フルートのための12の幻想曲」第10番
ヴィヴァルディ:リコーダー・ソナタ
ヘンデル:「私を泣かせてください」(歌劇「リナルド」より)
コレッリ:ソナタ第10番
テレマン:「無伴奏フルートのための12の幻想曲」第1番
ヘンデル:ソナタ
D.スカルラッティ:ソナタ K474(チェンバロソロ)
D.スカルラッティ:ソナタ K475(チェンバロソロ)
コレッリ:ソナタ「ラ・フォリア」(ヴェラチーニ版に基づく)
チラシのテミングの服装が派手だったもので、奇抜な演奏をするかと思いきや、フォーマルな服装で、オーソドックではあるものの、華麗なテクニックで美しい音色を奏でてくれました。チェンバロも安定感ある技量でヘンデルのアリアのアンサンブルからチェンバロへの編曲の演奏も見事でした。驚いたのはテミングが電子楽譜を使っていたことで、タブレットの譜面をフットスイッチで捲っていました。電子楽譜を見るのは3回目で、この前は、フルート奏者のエマニュエル・パユとトゥルーズキャピタル国立管弦楽団の演奏会でした。古楽と電子楽譜の取り合わせも時代の流れかと思います。コレルリのソナタ集のCDを購入してきましたので、ディスコグラフィーのページで紹介します。