8月14日

地元のホールで開催されたオルガンコンサートに行ってきました。パイプオルガンとトランペットとのコンビネーションでバロック音楽を演奏するという企画です。トランペットが加わったのは、クラーク作曲のデンマーク王子の行進とテレマン作曲の12の英雄的行進でしたが、オルガンがトランペットに似た音を出して対話をしたり、協奏曲のオケのようにトランペットのソロのバックを務めたりと面白い編曲でした。ワルターのアルビノーニの協奏曲はアルビノーニのアダージオとはまったく別の作曲でしたし、ブクスフーデのパッサカリアとバッハの若い頃のプレリュードとフーガでは、バッハがブクスフーデの影響を受けていた頃の曲で、そういった対比が面白く聴けました。

第329回市民のためのオルガンコンサートプログラム