6月23日
山村サロンで開催されたクレデンザのコンサート第109回 SPレコードを楽しむ会に行ってきました。このコンサートは4月のコンサートに引き続き2回目です。曲目はトスカニーニの運命と4月に引き続いてのシュナーベルのベートーベンのピアノソナタです。トスカニーニの方はSPとは思えないほど音量が豊かで針音なんかほとんど気にならず、一気呵成のアップテンポの演奏が迫ってきます。シュナーベルの方は8番の悲愴と18番の第三楽章を聴きましたが、4月のコンサート同様、表現意欲の塊みたいな演奏でした。かたやベルリンフィルのディジタルコンサートやPrimeSeatのDSDライブ配信も楽しめ、このような歴史的遺産も享受できる機会があることはありがたいことです。