6月15日

地元のホールで開催されたチェンバロコンサートに行ってきました。チェンバロとマンドリンのデュオという珍しい組み合わせです。

いにしえのひびきにのせてチェンバロコンサートプログラム2016.6.14

マンドリンの音楽はヴィアルディのマンドリン協奏曲くらいしか聴いたことがなく、このようなデュオはまったく聴いたことがないので、事前に検索してみたら、スカルラッティの曲やベートーヴェンの曲やバッハの曲からの編曲などがありました。下記サイトでサンプル音源を聴くことができます。

マンドリンのためのソナチネ ハ短調(ベートーヴェン作曲)

マンドリンのためのソナチネ ハ長調(ベートーヴェン作曲)

チェンバロ協奏曲集 BWV 1052 and 1056/ヴァイオリン協奏曲 BWV 1041(J.S. バッハ作曲、A. アヴィタルによるマンドリン、チェンバロと管弦楽の編曲)

実際の演奏はプログラムの予定曲の他に、スカルラッティのソナタとフンメルのマンドリン協奏曲が演奏されました。チェンバロとマンドリンはともに複弦の撥弦楽器で奏法も似ているらしく、デュオとしても相性が良いように感じました。アンコールでは、偶然にもマンドリンアンサンブルに編曲された上記のサンプル音源のベートーヴェンのハ長調がオリジナルのデュオの演奏で聴くことができました。マンドリンはフレットがあるので調弦はどうしているのかと質問したところ、今回、チェンバロはバロッティ律で調律し、マンドリンは微妙な調整で合わせているとのことでした。マンドリン奏者のCDを買い求めてきましたので、ディスコグラフィーのページで紹介します。

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