3月9日
昨日は地元のホールのチェンバロコンサートに行ってきました。プログラムは撥弦楽器としてのチェンバロの特徴をよく現している曲が選ばれて演奏されました。バッハのプレリュード、フーガとアレグロはチェンバロとリュートでも演奏される曲だそうですし、クープランの組曲はリュートの奏法を模したチェンバロ曲でないかということでした。A.スカルラッティのフォリアはお馴染みの舞曲をチェンバロで聴くものでしたし、D.スカルラッティのソナタやバッハのフランス組曲はピアノでも演奏されますので、ピアノとチェンバロの違いを比較しながら聴いていました。昨年暮れに聴いてきたミカラ・ペトリのリコーダーの演奏はチェンバロとのコンビでしたが、その前に来たときのBS放送ではリュートとのコンビで、同じく悪魔のトリルなどが演奏されました。このようにチェンバロとリュートは互換性があるようです。