3月7日

堀米ゆず子がガルネリを擁して演奏するバッハとブラームスを聴いてきました。ブラームスの弦楽6重奏2番は演奏家達が共同作業を楽しんでいる様子。堀米ゆず子のブラームスのソナタ1番はメランコリックなリリシズムが漂い、バッハの無伴奏ソナタ1番は音楽の構造物が見えるよう。プログラムには、「バッハは背骨のよう、ブラームスは心のひだ。」という堀米ゆず子の言葉が紹介されていましたが、まさにそれを現したような演奏でした。何より、使用楽器のガルネリがそれを語っているようでした。

研究室日誌2015.3.7画像