2月25日

新刊の宇野功芳対話集「演奏の本質」(音楽の友社)を購入してきて読み始めました。指揮もなされ、音楽評論家でもある宇野氏が、指揮者や演奏家や作曲家、評論家、文学者などの論客との対談の記録や往復書簡をまとめたものです。「演奏の本質」に関する鋭い指摘は首肯するところが多いのですが、音楽のプロフェッショナル達の音楽の聴き方が自分のようなアマチュア愛好家と違った並はずれたレベルにあることに驚いています。ましてやオーディオマニアは音楽の何を聴いているのだろうかとも思ってしまいます。本書については別途詳しく紹介したいと思います。

研究室日誌2015.2.25画像