2月11日

JazzのDSD音源についてオーディオ仲間から教えてもらいましたので、早速聴いてみてDSD録音の録音機材についてしらべてみました。

一つはTokyo Cinema Jazz TrioのDSD音源です。下記サイトによればNative DSD(5.6MHz)のマルチチャンネル録音で機材はPyramix使用と書いてあります。

http://www.e-onkyo.com/music/album/kicj673/

もう一つは亀吉音楽堂の鈴木輪/Blue VelvetのDSD(5.6MHz)音源です。亀吉音楽堂のHPによればKORG MR-2000Sを使用している模様です。

http://kamekichirecord.com/index.html

http://kamekichirecord.com/recording/sample.html

一方、当方が保有しているWechseldominanteの一連のジャズピアノ曲はTASCAM DV-RA1000HDを使用しているとの記載があります。

http://wechdomi.org/english/index.html

上記3音源を聴き比べてみますと、曲や演奏の違い、マイクなど他の機材の違い、エンジニアの考え方の違いなどもありますが、録音機の違いが音に出ているように感じました。TASCAM DA-3000とKORG MR-2000Sの違いを実験してみたことがありますが、同じフォーマットで録音してもそれぞれ固有の音がしました。

http://audiokenkyu.sakura.ne.jp/wordpress/wp-content/uploads/2013/12/DA-3000によるDSD研究3HP収載.pdf

昔の話ですが、友人のルボックスと自分のTEACのデッキで随分と音に差がついていましたし、プロ用の録音機でもアンペックスとスチューダーの違いなどが取りざたされていました。DSD録音でも録音によってどれくらい音が違ってくるのか、今後注目していきたいと思っております。