12月1日(1)

地元のホールで開催されたチェンバロコンサートに行ってきました。

第34回チェンバロコンサート~いにしえのひびきにのせて~

ヨハン・セバスティアン・バッハのフランス組曲I

J.S.バッハが残した《フランス組曲》と呼ばれる親しみやすいチェンバロのための6つの鑑賞用舞曲組曲を2回シリーズでお届けします。

今回は、第1番、第3番、第5番の3つの組曲をお楽しみください。

【出演】

中田 聖子(チェンバロ)

【曲目】

第1番 ニ短調 BWV.812

第3番 ロ短調 BWV.814

第5番 ト長調 BWV.816

フランス組曲は、第1番、第3番、第5番の演奏でしたが、演奏の順は、第1番、第5番、第3番でした。フランス組曲の楽譜はいろいろあるそうですが、今回はアルトニコルの伝承による早期写譜によって演奏されました。

フランス組曲という名称は、バッハ自身が名付けたものではなく、アルトニコルの写譜でも使用されていませんが、後世においてフランス風の舞曲の表情をたたえていることからそのように呼称されるようになったそうです。

演奏はその名のとおり優雅にしっとりと聴かせるものでした。

残りの第2番、第4番、第6番の演奏は、追って実施されるそうです。