10月28日

10月22日と10月26日の研究室日誌においてDSD再生の進捗を報告いたしました。

http://audiokenkyu.sakura.ne.jp/?p=3515

http://audiokenkyu.sakura.ne.jp/?p=3552

その後、DSDの再生環境改善を検討してきました。懸案のCD→512sDSD変換再生時の音切れ対策です。

①読み出し速度の速いブルーレイディスク対応ドライブの使用ということでPlextor Premium 2U→BR-H1016SU2への変更

②USB伝送速度のアップを期待してUSB2.0ポート→USB3.0ポートの入力ポート変 更

③CPU負荷の軽減を期待して再生中のNet切断と無線マウス切断

①と②は効果なし、③は音切れからブツブツノイズ程度まで改善できました。

以上からPC処理能力の限界と思い、PC内のインストールソフトの整理も仕事と兼用で限界があることから、秋冬新モデル発売にあわせた在庫品処分品でCPUパーフォーマンスの向上が期待できるPCを導入することにしました。仕事用と過重になってきた音楽用を分けるということになります。機種の変更は、3年前のモデルであるDynabook T451/57DB から今年の春モデルのDynabook T55/76MBで、その結果、音切れ、ブツブツノイズなしにCD→512sDSDリアルタイム変換再生が実現できました。PCの仕様を下記に示します。

【Dynabook T451/57DB仕様】

Windows7 64bit Corei7 2670QMプロセッサー

CPU速度 2.2GHz メインメモリー 4GB

【Dynabook T55/76MB仕様】

Windows8.1 64bit Corei7 4510Uプロセッサー

CPU速度 2.0GHz(ターボ機能でmax.3.10GHz) メインメモリー8GB

PCの動作をみていますと、さほど処理能力に余裕はありませんが、おかげでモルダウ、シェラザード、マーラーの1番と3番、ブルックナーの4番などを立て続けに聴くことができました。