10月14日

BS放送の録画でサイトウキネンフェスティバル松本での小澤指揮の幻想交響曲を鑑賞しました。聴衆のスタンディングオベーションが物語るように、楽章と楽章の間で小澤さんの小休止がありましたが、集中力が途切れることなく指揮者と演奏者達の思いが伝わってくる素晴らしい演奏でした。録音はマルチマイクでありながら位相の乱れもなく臨場感をうまく伝えてくれていました。NHKオンデマンドでも見られるようです。   https://pid.nhk.or.jp/pid04/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20141012-60-14538

http://streaming.yahoo.co.jp/c/y/01094/v01303/v0000000000000013964/

思い出して、2007年のサイトウキネンのNHKエンタープライズ製作のブレーレイディスクを取り出して同じ曲の演奏と比べてみましたが、演奏も録音も格段の相違でした。演奏の顔ぶれをみますと今回は外国人の演奏者が多く、特に木管や打楽器のレベルが高いと感じました。幻想はBS録画やCDをいくつか聴いています。ミュンシュ/ボストンのものが最上と思っていましたが、これにならぶような演奏だと思います。最近はブルーレイレコーダーの同軸ディジタル出力をGPS-777からクロックを入れたCCV-5経由でmicro iDSDに入れ、そのアナログ出力をDA-3000において5.6MHz,DSFの録音設定でDSD化した後、MYTEK DIGITAL 192-DSDにSDIF伝送で送ってアナログ変換していますので、ひさしぶりに再生した本ディスクも新鮮でした。

研究室日誌10.14画像