11月17日
アリーナ&セドリックの演奏会に行ってきました。演奏は、アリーナ・イブラギモア(ヴァイオリン)とセドリック・ティベルギアン(ピアノ)です。
曲目は、次のとおりです。
ドビッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
プーランク:ヴァイオリン・ソナタ
武満徹:妖精の距離
シューマン:ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ短調
ドビッシーは、エスプリの効いた華やかな曲です。
プーランクは、激情をたたきつけるような曲です。
武満徹は、和敬清寂といった表情の曲です。
シューマンは、ロマン派らしいシューマンの個性がよく現れた展開です。
イブラギモアのヴァイオリンは、安定したテクニックによるダイナミックな奏法が特徴ですが、武満徹では静かな表情も見せ、ピアニッシモも丁寧に弾いています。ティベルギアンのピアノは、鋭角的な打鍵が高音から低音まで迫力があります。