8月14日
お盆休み恒例の河口無線オーディオ三昧のデモを12日と本日短時間ずつ聴いてきました。試聴室には三つのシステムがセットされていました。第1のシステムはリンのネットワークオーディオシステムAkurate Exaktで次の構成のものです。
ヘッドユニット AKURATE EXAKT DSM
スピーカー EXAKT AKUBARIK
ネットワークオーディオプレーヤー KLIMAX-DS-K
EXAKTとは別に、アンプとスピーカーは次のものもセットされていました。
オクターブ 管球式プリアンプ HP-700
オクターブ 管球式モノラルパワーアンプ MRE-220
第2のシステムはお馴染みのJBLのフラッグシップスピーカーをヴィオラのアンプで駆動するものです。
JBL スピーカーシステム DD67000
ヴィオラ プリアンプ カデンツァ
ヴィオラ パワーアンプ シンフォニー
エソテリック SACDプレイヤー K-03X
ロジフル D/Aコンバーター LDAC-1000
第3のシステムはこれもお馴染みのB&Wのスピーカーにラックスのアンプとプレイヤーを組み合わせたものでした。
B&W スピーカーシステム 800Diamond
LUXMAN プリアンプ C-900U
LUXMAN パワーアンプ M-900U
LUXMAN SACDプレイヤー D-08u
初めて見る第1のシステムを先客が聴かれていたのでしばらく一緒に聴かせていただきました。ちょうどLINNの関係者らしい人が説明にあたっていました。このAKURATE EXAKT SYSTEMは、ユニット直前までデジタル伝送するというコンセプトのもので「AKURATE EXAKT SYSTEM」は「KLIMAX EXAKT SYSTEM」の下位機種に位置付けられています。EXAKT SYSTEMの構成はハイレゾ音楽ファイルのネットワーク再生機能や、アナログ入力、デジタル入力などを備えた「ヘッドユニット」と、DACなどを内包したEXAKT ENGINEとアンプを搭載したアクティブスピーカーで構成されており、いわばオーディオマニアが弄りようのないオールインワンの超高級ラジカセみたいなシステムです。
http://www.linn.co.uk/systems/see-the-range/akurate
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20140424_646071.html
再生されていた音源はFLACとのことで、LINNは現在のところDSDなどは対応しないとのことでした。先客の要望でピエガのシステムに切り替えられましたが、常日頃真空管アンプを聴いている身にとって、音はこちらの方が馴染のあるものでした。第2と第3のシステムは以前にも聴いたことがあり、その印象の再確認となりました。第1のシステムのLINNとピエガと併せてそれぞれにグレードは高いのですが、4者4様の鳴り様で、どれがコンサートの生の音か分からなくなりました。
別のフロアーではTASCAMの新しいクロックジェネレーターCG-1000から外部クロック入力したDA-3000でDSD録音したものを鳴らしていましたが、外部クロック入力の入切で確かに効果があることが分かりました。
http://tascam.jp/product/cg-1000/