8月6日
地元のホールで開催されたオルガンコンサートに行ってきました。
第365回市民のためのオルガンコンサート
~バッハとドイツロマン派の音楽~
今もなお、私たちを魅了しつづけるバロック音楽の巨匠、バッハ。
彼の音楽とそれに多くの影響を受けたドイツロマン派の作曲家たちの
作品をお楽しみください。
【出演】
桑山 彩子(パイプオルガン)
【曲目】
J.S.バッハ:小フーガ ト短調BWV578
J.S.バッハ:様々な技法による6つのコラール
「シュプラー・コラール集」BWV645-650
R.シューマン:ペダルフリューゲルのための練習曲Op.56 第5曲ロ短調
R.シューマン:4曲のスケッチOp.58より第3曲
J.ブラームス:11のコラール前奏曲Op.122より第4曲・第8曲
F.メンデルスゾーン:オルガンソナタ ハ短調 Op.65-2
バッハとその影響を受けたロマン派の作曲家のオルガン曲の対比というプログラムです。
バッハの曲はお馴染みのものです。
シューマンの2曲は、コミカルで軽快な曲とダイナミックで激情的な曲です。
ペダルフリューゲルというのは、プレイエルが制作した足鍵盤付きのピアノでオルガン奏者の練習用に用いられたものだそうで、ペダルの旋律に特色がありました。
ブラームスはロマンチックな美しい旋律でした。
最後のメンデルスゾーンは交響曲のような構成でいかにもロマン派らしいオルガン曲でした。
ロマン派の3人とも、バッハの影響を受けながら、ロマン派らしい表現を目指していることがよく分かりました。