10月15日

地元のホールで開催されたオルガンコンサートに行ってきました。

第360回市民のためのオルガンコンサート

~2つの“O”(オー)の対話~

オルガン(Organ)とオーボエ(Oboe)が織りなす対話の世界へようこそ。
2つの楽器によるバッハと現代の作品、そしてオルガン独奏で「対話」にまつわるロマン派の音楽などをご紹介します。

【出演】

吉田 久子(オルガン)

上月 真子(オーボエ)

【曲目】

D.ブクスフーデ:前奏曲ハ長調

J.S.バッハ:羊は安らかに草を食み *

J.S.バッハ:装いせよ、おお、わが魂よ

F.メンデルスゾーン:対話よりデュエット

J.S.バッハ:オーボエ協奏曲ヘ長調 第1楽章 *

Z.ガルドニ:ドゥブルム *

E.ジグー:対話的大合唱曲

*:オーボエとオルガンの共演

お馴染みの曲と初めての曲の演奏がありました。

バッハのオーボエ協奏曲は、アンサンブルのパートをオルガンが受け持つように編曲されたものです。

現代曲のガルドニのドゥブルやバッハのオーボエ協奏曲など、オーボエとオルガンの共演曲では、オルガンの多彩な音色がオーボエに絡んでいきます。

メンデルスゾーンの対話よりデュエットとジグーの対話的大合唱曲は、オルガンのストップバルブを駆使して、いくつかの音色が掛け合い風に、あるいは合唱風に演奏されます。

オーボエのソロはハインツ・ホリガー以来、久しぶりに聴くことになりましたが、ダブルリードのオーボエがリードパイプのオルガンの音色とマッチしていました。