1月23日

地元のホールで開催されたチェンバロコンサートに行ってきました。

プログラムの概要は次のとおりです。

いにしえのひびきにのせてーチェンバロコンサート

ドイツのチェンバロヒストリーをテーマに、大家バッハに影響を与えた先輩作曲家たちの鍵盤音楽をご紹介いたします。

【出演】

中田聖子(チェンバロ)

【プログラム】

J.S.バッハ:プレリュード ハ短調

ヨハン・ヤーコブ・フローベルガー:トッカータ ヘ長調 組曲 ハ長調

ヨハン・アダム・ラインケン :組曲第4番 ハ長調

マティアス・ベックマン:トッカータin d

ディートリッヒ・ブクスフーデ:クーラントジンベル

ゲオルク・ベーム : 組曲第2番 ニ長調

バッハに影響を与えた先人達のチェンバロ曲を集めてのプログラムです。フローベルガーとブクスフーデはオルガン曲でお馴染みでしたが、チェンバロ曲を聴くのは初めてです。ラインケン、ベックマン、ベームは名前を聞くのも初めてで、演奏の間のお話とプログラムに添えられた書面の解説でよい勉強になりました。フローベルガーとブクスフーデはオルガン曲を聴くのとまったく別の味わいがありましたし、ラインケン、ベックマン、ベームの曲も優雅で馴染みやすいメロディでした。

なお、今回の調律は、シュニットガーが、そのオルガンで採用した調律法に依ったということでした。シュニットガーのオルガンは、古くはヘルムート・バルヒャのアナログで、最近は塚谷水無子のCDで聴いています。

今回の演奏者のプロフィールにはSpotifyの配信もあるとのことでしたので、fidata HFAS1-S10とBrooklyn DAC+のコンビにより、先月からfidataでサポートされるようになった Spotify Connectで聴いてみました。