10月30日

地元のホールで開催されたチェンバロコンサートに行ってきました。

いにしえのひびきにのせて チェンバロコンサート

J.S.バッハのチェンバロ 〜バロックヴァイオリンと共に〜

バロック時代を代表する作曲家として挙げられるヨハン・セバスチャン・バッハ。彼がチェンバロの撥弦を生かして書いたチェンバロ作品と、アンサンブル作品での2つのチェンバロの使われ方によるソナタをバロックヴァイオリンとのアンサンブルでお届けします。

【出演】

中田聖子(チェンバロ)

河内知子(バロックヴァイオリン)

【プログラム】
ヨハン・セバスチャン・バッハ

・Goldberg変奏曲アリア

・ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ ト長調 BWV.1019

・フランス組曲 第5番 ト長調 BWV.816

・ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV.1023

Goldberg変奏曲とフランス組曲はチェンバロの独奏でお馴染みの曲で、いつものとおり、柔らかいチェンバロの音色です。

ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタとヴァイオリンと通奏低音のためのソナタは、同じような構成の曲ですが、それぞれの成り立ちの違いについて詳しい解説があり、曲の理解に役立ちました。

チェンバロの優しい音色のサポートに合わせて、ノンヴィヴラートのバロックヴァイオリンの技巧的なフレージングが魅力的でした。