9月1日
IIJによるベルリンフィルの2021~2022シーズン開始の演奏会の11.2MHzDSD第1回配信を視聴しました。
プログラムは次のとおりです。
キリル・ペトレンコ(指揮)
カール・マリア・フォン・ウェーバー:《オベロン》序曲
パウル・ヒンデミット:ウェーバーの主題による交響的変容
フランツ・シューベルト:交響曲第8番ハ長調《グレート》
ライブ配信:2021年8月28日(土)2:00~
聴き逃し配信:2021年8月31日(火)11:00~9月6日(月)24:00
《オベロン》序曲は軽快な曲、ウェーバーの主題による交響的変容は楽章によって表情が変る色彩感あふれる曲、交響曲第8番ハ長調《グレート》はお馴染みの曲です。
前シーズンの11.2MHzDSD配信から、試聴システムの変更点は、ヴォリュームアキュライザーVRA-7とUSBダンパーの追加です。USBダンパーの報告はまだですが、VRA-7の感想文を送って貰ったもので、各種接点に挟みこんでガタを調整するものです。
VRA-7の追加箇所
TruPhaseのヴォリューム
Lngevin 6V6ppアンプのヴォリューム
TruPhaseの出力後のアナログアキュライザー
DA-3000の入力前のバランスアナログアキュライザー
USBダンパーの追加箇所
PCのLAN入力端子
PCのUSB出力端子
Sonica DACの電源差し込み口
DA-3000の電源差し込み口
Brooklyn DAC+の電源差し込み口
これらの追加の結果、11.2MHzDSDの滑らかで繊細な音質ではありますが、どちらかと言えば、スタティックな印象のあったものが、一転してダイナミズムを聴かせてくれます。例えば、ウェーバーの主題による交響的変容の打楽器や低弦の明晰な押出、木管の繊細さ、金管の華やかさなどです。第2回配信以降も楽しみになってきました。