6月19日

地元のホールで開催されたオルガンコンサートに行ってきました。

第352回市民のためのオルガンコンサート

~ドイツとスペイン~

ヨーロッパ各国でオルガン音楽が最盛期を迎えたバロック時代より、華やかなスペイン音楽とJ.S.バッ

ハをはじめとするドイツの作品をお贈りいたします。

【出演】

山本 真希(オルガン)

【曲目】

J.ヒメネス 第6旋法のバッターリャ

A.de カベソン 騎士の歌によるディフェレンシアス

P.ブルーナ 聖母の連祷による第2旋法のティエント

第6旋法のティエント ウト・レ・ミ・ファ・ソル・ラ

J.C.キッテル 前奏曲 ニ長調

G.F.ヘンデル オンブラ・マイ・フ

J.S.バッハ バビロンの川のほとりで BWV 653b

幻想曲とフーガ ト短調 BWV542

J.ヒメネスからP.ブルーナまでは、16世紀から17世紀のスペインのオルガン曲で、戦いの様子を模したり、民謡からの変奏曲であったり、宗教曲であったりと普段聴く機会のないものです。

J.C.キッテルはバッハの弟子で、以下のG.F.ヘンデルとJ.S.バッハの曲は、お馴染みのものです。幻想曲とフーガは、壮大な構成の曲で、生の演奏はなんといっても迫力満点でした。

華やかな印象のスペインのオルガン曲とバッハの荘重なオルガン曲の対比が興味深く聴けました。