3月10日
地元のホールで開催されたチェンバロコンサートに行ってきました。
いにしえのひびきにのせて チェンバロコンサート
~遠景のイタリアとスペイン~
古楽器チェンバロの世界をアンサンブルでお楽しみください。
【出演】
中田 聖子(チェンバロ)
多武 和民(マンドリン・マンドリュート)
井上 佳代(リコーダー)
【演奏曲目】
G.F. ヘンデル :シバの女王の入城 (「ソロモン」より)
G.F. ヘンデル :チェンバロ組曲 第3番 ニ短調 HWV.428
G.F. ヘンデル :リコーダーと通奏低音のためのソナタHWV.369
ドメニコ・スカルラッティ:ソナタK.91
ディエゴ・オルテス:リセルカーダ第2番
マルコ・ウッチェリーニ:ベルガマスカ
遠景のイタリアとスペインというテーマですが、ヘンデルはイタリアに勉強に行っていたということで入っています。そして、チェンバロとマンドリンまたはマンドリュートとリコーダーのトリオ、チェンバロとマンドリンのデュオ、チェンバロのソロで演奏されました。
マンドリュートというのは、大型のマンドリンのことで、中音から低音までカバーし、中音では旋律を、低音では通奏低音を受け持ちます。リコーダーは3本を持ち換えて演奏されました。
いずれも音量は大きくない楽器ですが、ホールの音響特性が良いので、細部の表現まで楽しめました。どの曲の旋律も取りつきやすいもので、ほっとするような表情を展開していました。CDを求めてきましたので、ディスコグラフィーのページで紹介します。