6月15日

BPODCHのサイトでベルリンフィルによる、ザ・ベルリンフィル・シリーズの無料中継のアナウンスがありました。今回は、キリル・ペトレンコライブと題して、無観客公演のライブです。

キリル・ペトレンコ指揮ベルリンフィル

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト

セレナード第10番変ロ長調《グラン・パルティータ》

アントニン・ドヴォルザーク

弦楽のためのセレナード ホ長調

プログラム

今回のベルリンフィル・シリーズでは、首席指揮者キリル・ペトレンコの指揮による弦と管のアンサンブル作品が演奏されます。モーツァルトの《グラン・パルティータ》は、13の管楽器のために書かれた大掛かりなハルモニームジークで、7楽章構成、演奏時間約50分という異例の大曲。一方、ドヴォルザークの弦楽セレナードは、作曲家33歳の年に書かれた比較的初期の作品です。スラヴ風のメランコリーと舞踏的な陽気さが混じった曲調となっています。

大曲ですので、アーカイブでじっくり聴くことにします。

なお、先週聴き逃したベルリンフィル8重奏団の演奏の配信のアーカイブの公開がされていますので聴いてみました。特にシューベルトの8重奏曲は2017年1月のコンサートでも聴いていますし、CDも購入してディスコグラフィー【2017No.78】で報告しています。写真のように通常のコンサートより互いの距離をとり、無観客のホールでの演奏です。