5月18日
BPODCHのサイトでベルリンフィルによる、ザ・ベルリンフィル・シリーズの無料中継のアナウンスがありました。今回は、ベルリンフィル・ブラスと題して、金管楽器音楽の特集です。
2020年5月17日20:00
ベルリンフィル金管楽器奏者, セバスティアン・ハインドル(オルガン)
プログラム
今回のザ・ベルリンフィル・シリーズでは、ベルリンフィルの金管楽器奏者と若きオルガニスト、セバスティアン・ハインドルが共演します。オルガンはしばしば「楽器の女王」と呼ばれますが、その声部の多彩さと響きの華やかさはあらゆる祝祭的な場を盛り立てます。シンフォニーオーケストラの金管セクションもそれと似た特徴を持つだけに、両者の共演は自ずと必然性を帯びてくるといえるでしょう。どうぞご期待ください。
ポール・デュカス:
《ラ・ペリ》のファンファーレ(セバスティアン・ハンドル編曲による金管楽器とオルガンのための版)
ウジェーヌ・ジグー:
《グラン・コア・ディアローグ》(ハンス・ツェルナー編曲による金管楽器とオルガンのための版)
アレクサンドル・ギルマン:
《交響的小品》(ウルリヒ・ネールス編曲によるトロンボーンとオルガンのための版)
オラフ・オット(トロンボーン)
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:
《エグモント》序曲(セバスティアン・ハインドル編曲によるオルガン版)
ティエリー・エスケシュ:
トランペットとオルガンのための舞踏幻想曲
アンドレ・ショッホ(トランペット)
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル:
コンチェルト・グロッソニ短調作品3より第5曲(ジョシュア・デイヴィス編曲による金管楽器のための版)
フリジェシュ・ヒダシュ:
トロンボーンとオルガンのための〈主よ〉、〈われらに平和を与えたまえ〉
トーマス・ライエンデッカー(トロンボーン)
エドワード・エルガー:
《威風堂々》第1番(ハンス・ツェルナー編曲による金管楽器とオルガンのための版)
上記の通り、金管とオルガンの華やかなサウンドの演奏が繰り広げられました。
なお、5月11日の研究室日誌で紹介しました、ベルリンフィル・シリーズのウイーンのクラリネット音楽の演奏のアーカイブが公開されています。