5月11日(2)
BPODCHのページでベルリンフィルによる、ザ・ベルリンフィル・シリーズの無料中継のアナウンスがありました。今回は、ウィーンのクラリネット音楽と題して、クラリネット音楽の特集です。
2020年5月10日20:00
ザ・ベルリン・フィル・シリーズ:ウィーンのクラリネット音楽
ヴェンツェル・フックス(クラリネット), アンドレアス・オッテンザマー(クラリネット), コルネリア・ガルテマン(ヴァイオリン), 樫本大進(ヴァイオリン), ルートヴィヒ・クヴァント(チェロ), 清水直子(ヴィオラ), ロマーノ・トマシーニ(ヴァイオリン), ジュリアン・クエンティン(ピアノ), クヌート・ヴェーバー(チェロ)
プログラム
今回の「ザ・ベルリン・フィル・シリーズ」のテーマはウィーン。プログラムの中心を占めるのは、ウィーンで生まれたクラリネットの名作2曲です。ベートーヴェンのピアノ三重奏曲《街の歌》は、この作曲家としては珍しいほど愉悦感に富んでいます。対するモーツァルトのクラリネット五重奏曲は、デリケートな気品を湛えた晩年の傑作。オーストリア出身のソロ・クラリネット奏者、ヴェンツェル・フックスとアンドレアス・オッテンザマーがベルリンフィルの同僚たちと奏でます。
この日の演奏では、無観客のホールにクラリネットの音色が響き渡っていました。
なお、5月2日の研究室日誌で報告したベルリンフィルによる、ヨーロッパ・コンサート (ベルリン)のアーカイブが公開されています。