2月26日
エサ・ベッカ・サロネン指揮フィルハーモニアの演奏会に行ってきました。ヴァイオリン演奏は庄司沙也加です。
演奏:
指揮 エサ=ペッカ・サロネン
管弦楽 フィルハーモニア管弦楽団
ヴァイオリン 庄司紗矢香
曲目:
シベリウス:交響詩「大洋の女神」op.73
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番op.77
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」
シベリウスは、いかにもシベリウスらしい北欧のメランコリックなロマンチシズムを表現していました。
ショスタコーヴィチは、庄司紗矢香の演奏が冴えており、分厚いフィルハーモニアに支えられたストラディヴァリウス・レカミエの澄んだ高音の表現や、3楽章の多彩な長いカデンツア、1楽章や4楽章のオーケストラとの激しいやりとりなど、多くの聴かせどころがありました。
ストラヴィンスキーは、切れのよいサロネンの指揮の下、フィルハーモニアのダイナミックなオーケストレーションが聴きどころで、ショスタコーヴィチとともに聴衆の熱い反応がありました。サロネン指揮のCDを求めてきましたので、ディスコグラフィーのページで紹介します。