1月11日
ウイーンフィルのコンサートマスターであるフォルクハルト・シュトイデが加わったPACチェンバーオーケストラを聴いてきました。
演奏:
ヴァイオリン フォルクハルト・シュトイデ
ヴィオラ 山碕 智子
管弦楽 兵庫芸術文化センター管弦楽団
曲目:
ベートーヴェン:ロマンス 第2番
モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのため協奏交響曲 変ホ長調
モーツァルト:交響曲 第41番 「ジュピター」
ウイーンフィルのコンサートマスターであるシュトイデの弾き振りでロータス弦楽四重奏団のヴィオラ奏者の山碕智子とPACのメンバーによるお馴染みの曲の演奏です。聴きどころはウイーンフィルの弦の音調を担っているシュトイデの甘美なヴァイオリンですが、山碕智子も手堅く、PACのメンバーもシュトイデのリードの下に頑張っています。
席はすり鉢状の小ホールの右手横の最前列でしたのでコントラバスやティンパニに近く、それらの演奏技法と生音が経験できました。コントラバス奏者はアンダーハンドではなく、オーバーハンドで演奏し、席にはレジンのケースと弦を拭き取る布が準備されていました。ティンパニ奏者は撥で叩いた後、指で皮の振動を止める様子がよくわかりました。シュトイデ弦楽四重奏団のCDを求めてきましたのでディスコグラフィーのページで紹介いたします。