7月21日
フェニックスホールで開催された、「花鳥風月」と題した、濱田あやチェンバロリサイタルに行ってきました。
出演:
濱田あや(チェンバロ)
曲目:
▼F・クープラン:前奏曲第5番、恋の夜鳴きウグイス、森の精、波
▼ラモー:西風とバラのための快活なエール、つむじ風、鳥のさえずり、
めんどり
▼ルイ・クロード・ダカン:かっこう
▼ジョゼフ・エクトル・フィオッコ:プロムナード
▼武満徹:夢見る雨
▼ミシェル・コレット:エトワール
▼ジャック・デュフリ:ロンド、ドゥ・ブロムブル、ポトゥアン、
ドゥ・ヴォーカンソン
▼ベルナール・ド・ビュリ:西風の神、花の女神、シャコンヌ
▼J・S・バッハ:トッカータ ニ長調 BWV912
武満徹とバッハ以外は、フランスバロックの自然の描写音楽で、ゆったりとした弾き方で、自然の情景が浮かんでくるような演奏でした。このホールでチェンバロを聴くのは初めてで、宝塚ベガホールや芸術文化センターの小ホールより残響成分が少ないせいか、チェンバロの、特に左手の表現が細部に至るまで明瞭に聴き取れました。アンコール曲では写真撮影の許可がでました。