6月26日
兵庫県立芸術文化センターのPACモーニング室内楽の演奏を聴いてきました。
出演はPACメンバーで、演奏曲目は次のとおりです。
ドホナーニ:弦楽三重奏のためのセレナード
今高友香(ヴァイオリン)
杉浦文(ヴィオラ)
佐々木賢二(チェロ)
ブラームス:弦楽四重奏曲第1番
農頭奈緒(第一ヴァイオリン)
サンチル・ハリウン(第二ヴァイオリン)
デヴィッド・メイソン(ヴィオラ)
吉田円香(チェロ)
午前10:30開演というのに、ほぼ満席状態で、ともに緊迫感のある和音のきびしい曲ですが、若いPACメンバーの粗削りながらの熱演に盛んに拍手を送っていました。ブラームスの方は第二ヴァイオリンがモンゴル人、ヴィオラが黒人で、KOBELCO 大ホールバックステージツアー報告で述べましたように、専用の楽団を持つことで若手演奏家の育成の場とする方針が、国際色豊かな演奏家集団を育てています。