3月31日
デッカデコラコンサートに行ってきました。
曲目は、ワルター指揮ニューヨークフィルのドイツレクイエムで、1954年録音のモノーラルのドイツ盤です。音質的には決してHiFi調ではありませんが、合唱やソロの声の力強さが響いてきます。解釈がユニークで、他の指揮者の演奏が80分前後を要するのに対し、66分で一気呵成に緊張感を以って演奏していきます。
ちなみに、BPODCHでドイツレクイエムの検索をかけてみますと、次のような収録が見つかります。1楽章だけ、ざっと全部の演奏を聴いてみて、現在の演奏の代表として、ティーレマン指揮を全曲通して聴いてみました。カラヤン指揮やアバド指揮の演奏は歴史的な価値がありますし、ティーレマン指揮やセガン指揮の演奏は。現在の演奏を知る上で参考になります。
2017.10.21収録 セガン指揮
2015.1.24収録 ティーレマン指揮
2009.12.20収録 ラニクルス指揮
1997.4.3収録 アバド指揮(ウイーン楽友会館大ホール)
1978.3.24収録 カラヤン指揮(ザルツブルグ祝祭劇場)